タイ北部のチェンマイから、北部の山岳地帯メーホンソーンをループで巡るコースは、タイを代表するロードトリップのルートです。くねくねとしたカーブの道を制覇し、タイ北部の人気観光スポットを巡ります。山々の山頂で霧に包まれ、山を縫って流れる川面に漂う霧の絶景をお楽しみください。

見どころが多いルートですので、3泊4日以上のゆったりとした日程でご旅行されることをお勧めします。

ベストシーズンは、10月から2月の秋から冬にかけての涼しく、美しい霧が出やすい季節です。

1.チェンマイからパーイ

ポイントと見どころ

A:チェンマイ国際空港 (Chiang Mai International Airport / CNX )

B:ワット プラタート ドイ ステープ (Wat Phra That Doi Suthep)

ワット プラタート ドイ ステープ

チェンマイ市街の西約15キロ、標高1080mのステープ山頂に建つこの寺院はチェンマイを代表する名所で、300段の階段を登った先に建つ黄金色の壮大な仏塔と、チェンマイ市街の眺望は圧巻です。

C:ポーンドゥアット温泉(Pong Dueat Hot Spring)

写真提供:タイ国政府観光庁日本事務所

フアイナムダン国立公園内にある、2mほどの高さまでお湯がふき出る噴水式の温泉で、駐車場から30分ほど遊歩道を進むと温泉に浸かれるようになっている場所があります。※水着の着用が必要です。

D:フアイナムダン国立公園(Huai Nam Dang National Park)

写真提供:タイ国政府観光庁日本事務所

チェンマイのメーテーン郡からメーホンソーンのパーイ郡にかけて、二つの県にまたがる国立公園。標高400~1,962m、総面積約1,252㎢のこの公園には、パーイ川の源流があるほか、手つかずのまま残っている落葉樹や常緑樹の森林が広がります。11月から2月頃までの早朝にビューポイントから雲海がみられることでも大変有名です。好天の日の早朝から朝9時ごろまでにに訪れると、目の前にはこの世のものとは思えないほど美しいパノラマビューの景色が広がっています。

E:ターパーイ温泉(Tha Pai Hot Spring)

写真提供:タイ国政府観光庁日本事務所

大自然に恵まれたパーイは、温泉があることでも有名です。フアイナムダン国立公園内のター・パーイ温泉や澄んだ湧き水が川になって流れるサイ・ガーム温泉では水着で入浴を楽しめます。温泉付きのリゾートホテルでのステイも人気です。

F:パーイ メモリアルブリッジ(Tha Pai memorial Bridge)

写真提供:タイ国政府観光庁日本事務所

第2次世界大戦中の1942年、日本軍がチェンマイから当時のビルマへの物資輸送ルートとして建設した鉄道の、パーイ川に架かる鉄橋です。川沿いには小さな村が点在し、川で人々が水浴びや洗濯物をする風景が見られます。

G:パーイ キャニオン(Pai Canyon)

写真提供:タイ国政府観光庁日本事務所

ユニークな地形が特徴的なパーイ・キャニオンはタイのグランドキャニオンと呼ばれ、長い年月をかけた浸食により現在の地形が形成されました。数十メートルの深さの断崖絶壁の上の岩壁の尾根には狭い遊歩道があり、360°のパノラマの絶景から人気のスポットとなっています。日の出や日の入りの時間帯の絶景は特に人気です。

H:パーイ市内(Pai)

写真提供:タイ国政府観光庁日本事務所

メーホンソーン県にある小さな町・パーイは、チェンマイとメーホンソーンの間の休憩地として知られています。気温はタイ中部の都市より4~5℃ほど低く、一年を通して過ごしやすい山間部の避暑地となっています。

2.パーイからバーンラックタイ

ポイントと見どころ

A:パーイ市内

B:ユンライ

写真提供:タイ国政府観光庁日本事務所

中国語で「雲が流れ込む」ことを意味する「ユンライ」の名が付けられたビューポイント。その名の通り、早朝には朝日に照らされた黄金色に輝く雲海を見ることができます。カフェスペースもあります。

C:ナムロート洞窟

© Vyacheslav Argenberg
http://www.vascoplanet.com/

洞窟内をナムラン川が流れる全長約1キロの洞窟で、美しい鍾乳石と石筍に加え、約2000年前の古代の道具や器具も発見されています。洞窟内はガイドの案内でランタンの明かりを頼りにいかだに乗って見学します。

D:メーラナー洞窟

写真提供:タイ国政府観光庁日本事務所

メーホンソーン県パーンマパー郡にある「タム・メーラナ―」(メーラナー洞窟)は、バーン・メーラナ―・コミュニティから約4kmのところにあるタイで2番目に長い洞窟。メーホンソーン県の新しい「UNSEEN THAILAND(まだ見ぬタイ)」の秘境スポットとして、アドベンチャー派のツーリストから注目されています。

11~4月の乾期にのみ洞窟内に入ることが可能。洞窟の入口から約2.5km、約1時間の一番近いポイントにある「マーンジェッ(ト)シー」(7色のカーテン)と「ワンカンカーウ」(コウモリのお城)は、往復約2時間の散策コースです。全長12.7kmの長距離コースにチャレンジする場合、現地では標高の高い出口から入口に向かって下るコースを勧めています。ただし、距離が長く8~12時間かかるため、体力に自信がある人や山や洞窟を散策した経験がある上級者向けです。また、往復2時間のコースでも必ず現地ガイドを伴って、天候の良い時に散策をお楽しみください。

E:バーン ジャーボー(Baan Jabo)

写真提供:タイ国政府観光庁日本事務所

メーホンソーン県パーンマパー郡にある、石灰岩の山々に囲まれた谷の真ん中にある主にラフ族が暮らす村。ミャンマーに隣接した標高約900mの高い山にあり、美しい山々の景色とシンプルで独自のライフスタイルを持つ村の人々が訪れる人々を魅了します。

高山にあるこの地域は1年を通して涼しく、特に11~4月頃の乾期の時期の早朝には雲海が連なる山脈を覆い、村全体が柔らかい白い霧に包まれます。雲海を眺めながらの温かいコーヒーやお茶は格別。目の前に山々の絶景が広がるヌードルショップ「クイッティアオ・ホイカー・バーン・ジャボー」で、足をぶらぶらと宙に浮かせながらいただく麺料理もこの村の名物になっています。

F:ルーク カオ ラム展望台(Ban Luk Khao Lam View Point)

標高約800mの地点にあり、ミャンマー国境付近の並みが一望できる1095線沿いの展望台です。ドライブの休憩スポットにおすすめです。

G:タムプラー ナムトック パースア国立公園(Tham Pla - Namtok Pha Suea National Park)

写真提供:タイ国政府観光庁日本事務所

通称「タムプラー」は、メーホンソーン中心部からパーイ方面に約20kmのところにある国立公園です。入口正面にそびえ立つダイナミックな岩山が印象的で、橋を渡り公園内に入ると整備された遊歩道が続いています。小川のせせらぎに耳をすませながら緑の中を散策していくと岩山の麓に洞窟が現れ、洞穴を覗き込むとそこには体長50~80cmほどの青く光る魚が群生している、なんとも珍しい光景を見ることが出来ます。鯉に似たその青い魚が何匹も重なり合うその様は少し気味が悪いですが、地元の人々には神聖なものとされており、洞窟には神様も祀られています。また、洞窟付近にはレタスやパパイヤなど神聖な魚のための特別な餌も販売されていて、旅行者もあげることができます。自然散策と珍しい現象が同時に楽しめるエコ・スポットです。

H:スートーンペー橋(Su Tong Pae Bridge)

写真提供:タイ国政府観光庁日本事務所

幅約2m、長さ約500mのタムプーサマ寺院とクンマイサック村を結ぶ橋です。タムプーサマ寺院の僧と村人のために、地元の住民によって作られました。竹で作られた橋としてはタイ国内で最長です。お祈りをしながら渡ると、願い事が叶うと言われています。

I:バーンラックタイ(Ban Rak Thai)

写真提供:タイ国政府観光庁日本事務所

ミャンマーとの国境の村バンラックタイは、中国の国共内戦の際、中国雲南省からから逃れてきた国民党軍の人々が暮らす村で、美しい湖の周辺では今も残る中国南部の生活様式や文化に触れることができます。また村内では、伝統的な雲南料理や最高級の中国茶を味わうことができます。乾季に宿泊すれば、朝の湖に霧が立ち上がる幻想的な光景を見ることができるかもしれません。

※カーブと急こう配の山道が続きますので運転にはご注意ください。時間に余裕のない方は、バーンラックタイとパーンウンには立ち寄らず、スートーンペー橋からメーホンソーン・クンユアム方面に向かうことをお勧めします。

3.バーンラックタイからチェンマイまで

A:バーンラックタイ(Ban Rak Thai)

B:パーンウン

写真提供:タイ国政府観光庁日本事務所

メーホンソーン市街から44キロ、ミャンマーとの国境のBan Ruam Thaiにあります。かつては少数民族がすむ荒廃した森林だったのを1979年以来ロイヤルプロジェクトにより改良され2003年に新たな観光地として生まれ変わりました。湖のまわりはカシ松とスマトラン松の針葉樹林に覆われ、年中気温が低く特に冬の時期は湖霧が見られることからタイのスイスとも呼ばれています。ロイヤルプロジェクトによりアボカド、柿、ナシ、ヤマモモなどを少数民族が栽培しており、また村はその気候からバラやアジサイ、カエンカズラが咲き誇っています。

C:メーホンソーン生鮮市場

食料品、衣料品、雑貨など日用品のお店が並ぶ地元密着型のマーケット。メーホンソーンに宿泊された際は、朝立ち寄ってみるのも良いかもしれません。駐車場はないので、付近に路上駐車となります。

D:タイ日友好記念館(クンユアム)

写真提供:タイ国政府観光庁日本事務所

第二次世界大戦下に、当時の日本軍はクンユアムをビルマ戦線へ向けた重要拠点とし、食糧調達、道路開拓などに従事していました。約6,000人とも言われる日本軍の到来は、クンユアムの人々からは歓迎され、駐留時には一体となって道路の整備に取り組んだり、それに伴い町の経済も活性化しました。クンユアムの人々の手厚い援助に対して日本兵が個人の所持品を提供するなど深い友好関係が築かれていたことが、当時の資料からもうかがい知ることができます。

タイと日本の歴史を伝えるべく、2006年にゆかりの地であるメーホンソーンから南方面のクンユアム郡に建てられた当記念館には、日本語ナレーションでの映像による解説や日本語の説明も設置され、日本とタイの歴史的な関係を学べる施設となっています。

E:プラマハータート ナパメータニードン プラマハータート ナパポン プーミシリ

写真提供:タイ国政府観光庁日本事務所

北部チェンマイ県に位置するタイの最高峰ドイ・インタノンの山頂に向かう41.5km地点には、美しい庭園に囲まれた山並みを見下ろす「プラマハタート・ナパメータニードン」と「プラマハタート・ナパポンプーミシリ」という、タイ王国空軍と現地の人々によって建てられた2基の大仏塔があります。

360度を大自然の澄んだ空気と静寂に包まれた「天空の聖地」とも言われるスポットです。

F:ドイ インタノン展望スポット

写真提供:タイ国政府観光庁日本事務所

チェンマイ市内から車で約2時間のドイ・インタノンは海抜2,565mあり、タイで一番高い山です。タイ有数のメーヤ滝をはじめ、多くの滝が点在します。ヒマラヤ山脈から続く山並みの外れに位置し、山頂付近は一年中涼しく、平均気温は12度ほど。特に山頂は気温が低いので、防寒の装備を用意しておくと安心です。バードウォッチングやトレッキングなどのエコツアーも人気で、ひんやりした自然の空気の中、緑豊かな遊歩道を散策することができます。

G:パチョー

写真提供:タイ国政府観光庁日本事務所

メーワン国立公園内にある壮大な地層壁で、タイのグランドキャニオンとも呼ばれています。

浸食されてむき出しになった500万年前の地層が見られる岩壁は迫力満点。絶景を味わうだけでなく、足つぼを刺激する楽しい仕掛けの石の道や、人が一人通るのがやっとの細い道を進んで行ったり、地層壁に行き着くまで存分にアドベンチャー気分を味わえます。

H:チェンマイ動物園

写真提供:タイ国政府観光庁日本事務所

約300種以上もの動物が飼育されているドイ・ステープ山麓にある動物園。広い園内には、133mに及ぶ水底トンネルを有するアクアリウムも併設されています。中は6つのゾーンに分かれており、淡水魚から海水魚まで様々な水中生物を展示しています。動物園から無料のシャトルバスを運行しているので、時間があればどちらも楽しむことができます。

I:チェンマイ国際空港