娘がハマっているベビーパンツ
去年10月末に生まれた孫のアーチーですが、もう10ヶ月になりました。元気にすくすく育っています。すでに離乳食も始まり、食べることが大好きなアーチーは大きく成長しています。裁縫にあまり興味のなかった娘が、アーチーの為にパンツを作り出しました。今日はそのお話をしましょう。
母乳もたくさん、離乳食ももりもり食べているアーチーはどんどん大きくなり、すでに18ヶ月用の洋服を着るくらいまで成長しています。特に太もものあたりがとてもたくましく(笑)、なかなかアメリカで売っているコットンパンツなどは小さく、きつそうです。そこでうちの娘が色々とサーチしたところ、履き心地が良さそうな綿ジャージで作られたパンツを発見しました。アメリカでは「バミーズ」と呼ばれているみたいですが、生地屋さんもその名前を知らないほど(?)、どうも新しいパンツのようです。
また綿ジャージの生地もキャラクター物から色々なデザインがあり、とても可愛い物のがあります。
伸び縮みする生地なので、ミシンかけるのはとても難しいです。数年前に私が娘のために購入したミシンではなかなか進まないので、ロックミシンを購入したようです。太ももがかなりの大きさがあるということと、綿の伸縮しない生地でのパンツはかなりきついということで、娘が探し出したパンツは伸縮性のあるものになりました。アメリカではこのようなパンツを市販していないらしく、自分で作るのが一番ということで作り始めたようです。今ではインターネットやインスタグラム、ピンタレストなどでパターンやデザインを購入することができます。簡単に型紙に合わせ、生地をカットし、クリップで留めながら(待ち針ではなく)、上手にロックミシンで縫っていきます。ベビー服の場合は足の部分が小さいのでアームホールの付いていないロックミシンは慣れるまで時間がかかりますが、何枚も作っているうちにこれがプロのように上手になります。
赤ちゃんのTシャツはオムツをしてる上、抱っこばかりするので、Tシャツが体の上に上がってきてしまったりします。そこでやはり活躍するのはワンジー。股のところにスナップが付いているTシャツが主流になります。これは市販の無地のワンジーを買い、それに文字やデザインをアイロンで付け、オリジナルのワンジーを作ります。デザインや文字はコンピューターと接続し、グラフィックをコンピューターを通してカットできる機械を使います。(小型カッティングマシーン)アメリカではシルエットカメオやクリカットマシンなどがとても人気でスクラップメイキングなどやカード作りなどをやられてる方が多く使います。うちの娘は3年ほど前よりこの機械を購入してTシャツやワンジーなどを作り始めました。カットしたビニールはアイロンで付けられます。何回洗ってもとれず全然丈夫です。ワンジーとパンツがお揃いということでとても可愛い赤ちゃんのお洋服になっています。子供達のだけではなく、私のハワイアンキルト柄のTシャツも作ってもらっています。
男の子の洋服はTシャツ(ワンジー)とパンツだけですが、女の子使用にはマーメイドのキラキラした生地を使い、お揃いのワンジーを作り、ヘッドバンドもセットにしてプレゼントしてあげるととても可愛いですよね。私もアメリカに留学したときにわかったのですが、アメリカの人は特別なときはやはり手作りするんですよね。これはより特別感を出すということで、今の若い人たちにも浸透しているようで、手作り派にとってはとても嬉しいことだと思っています。1歳のお誕生日も特別なのでこんな手作りの洋服でお祝いしてあげると心がこもっていて、一生忘れない大切な日になりますね。
みなさんもお孫さんができたらこんな楽しいことやってみてはいかがですか?うちのアーチーが生まれてから、イギリスのヘンリー王子の息子ちゃんもアーチーという名前になり、これからこの名前がちょっとブームになりそうです。娘は「うちの方が早かったのにー」と一言。。成長が楽しみです。
By アン
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筆者プロフィール
- アーミッシュキルトの盛んなアメリカ・オハイオ州の高校に留学中にアメリカン・パッチワークを習得。その後ハワイに移住し、マウイ島のハナ・マウイ・ホテルで出会ったハワイアンキルトのベッドカバーに一目惚れをし、ハワイアンキルトを始める。2001年9月11日、ニューヨークで起きた同時多発テロ事件の犠牲者とその家族への追悼キルト、『千羽鶴 フレンドシップキルト』を全国のキルターとともに完成させ、2009年9月、9.11メモリアルに寄贈。2010年スパリゾートハワイアンズ(福島県いわき市)にてキルト展を開催。2011年7月、ハワイで毎年開催される「キルトハワイ」において、オリジナルデザインの「マノアの森」キルトがグランプリ受賞。2012年7月、電子本「キルトストーリー」を発売。2012年9月、スパリゾートハワイアンズへ、フラガール・フレンドシップキルトを寄贈。2013年11月より、イオラニ宮殿の日本語ドーセントのボランティアを開始。2021年7月には誠文堂新光社より「ハワイアンキルト パターンとステッチの魅力」の増補改訂版を発売。ハワイ、日本での展示会やレッスンなど、伝統的なハワイアンキルトを広げるため、日々奔走中。ハワイ在住34年目。
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