皆様アローハ!

本当に久しぶりにMade in Hawaii Festival に行って来ました。今年は31年目だそうです。私の記憶を辿ると。。ずっと行けてなかったことに気づきました。ある時は毎年続けてBlasidell Centerに行っていたと思うのですが。。このイベントは、コロナの間は数年、アラモアナショッピングセンターのパーキングで行われ、ここ数年はハワイ・コンベンション・センターで開催されています。今日はその様子をご紹介しますね。

メイド・イン・ハワイ・フェスティバル

メイド・イン・ハワイ・フェスティバル

先週、実は大きな団体のクラフトコーナーを担当させていただき、ハワイ・コンベンションセンターにてお仕事をさせていただいていました。が、そして今週は同じ場所で、このイベントが行われています。なんだか不思議な気持ちでした。出されているお店の数は270店舗。少なくとも昨日1日で20,000人が入場用のチケットを買っていたそうです。入場するのに、横の方の住宅街まで列ができていました。このフェスティバルってこんなに人気だったのかしら? と思ってしまいました。ここ数年、テレビでものすごい宣伝をしていたり、どんどん新しいブランドが誕生しているので、やはりみなさんここでのショッピングを楽しみにされているのだと実感しました。しかしすべてのお店をみるには数時間かかるくらい、人が多く、なかなかゆっくり見るのは大変でした。

イベントの中で

イベントの中で

世代交代もされているようで、若者の洋服やジュエリーのブランドがすごく多く増えました。ハワイ発の食品もとても増えたと思います。日々、ハワイ発信の新しいブランドを立ち上げている人が多いことにびっくりします。ハワイの個人商店の経営は本当に難しいと思うのですが、これだけの多くの人が夢を追い集まっているのは、とても頼もしいという気持ちになりました。コロナでの何もできなかった数年間に皆さんが人生を真剣に考えた結果だということがよくわかります。そういう意味ではハワイの将来を背負って立つ若者が頑張っているのは本当に嬉しいことですね。ハワイでしか買えないユニークな作品をたくさんたくさん紹介していただきたいですね。

仲の良いお友達の娘さんが素敵な手作りのお店を出しています。ここ数年頑張っていらっしゃることは知っていましたが、今回実際に見ることができ、なんだかとても嬉しくなりました。小さいお子さんがいらっしゃるのに、毎日作品を作っているそうです。はい。私の友人も裁断したり、ベビーシッターしたりと家族総出でお手伝いしているそうです。そういう話を聞くと応援したくなりますよね。しかもすべて手作りなのに、値段がとてもリーズナブルです。来年も頑張っていただきたいです!

お友達の娘さんのお店Renyu

お友達の娘さんのお店Renyu

こちらはハワイのお花をプラスティックのビーズでレイを作るキットを売っているお店です。色も女の子が好きそうなラブリーな感じです。小さいお子さん用だけではなく、私でも楽しめそうなキットでした。クラウンフラワーやプルメリアでレイを作ります。色が本当に鮮やかで見ているだけでも楽しくなります。

ベンダーの多くの人たちは実際の店舗を持っていなく、イベントのみで販売のみしている人たちが多いですね。ですから、好きなアイテムを見たら、その場でゲットするのをお勧めします。そうでないと、後々ネットで買ったりすると送料がかかったり、実際の色や大きさを見ることができないですからね。

色とりどりのレイがたくさん

色とりどりのレイがたくさん

ファーマーズマーケットで出店しているのみのキャラメル屋さんや珈琲屋さん、ジャム屋さんなども多く出店されていました。なかなかファーマーズマーケットにも行けないので、大好きなアイテムを買うことができてラッキーでした。もちろん試食もできます!

キャラメル屋さん

キャラメル屋さん

チョコレート屋さん

チョコレート屋さん

コーヒー屋さん

コーヒー屋さん

そしてステージが設置されているので、シェフの実演があったり、エンターテイメントがあったり、ビールの試飲があったりと家族で楽しめるイベントになっていると思います。ただ、お洋服のお店は、試着室が一つしかないところも多く、たくさんの人たちが待っている列もあります。小さいお子さんやお年寄りがいらっしゃると、ちょっとあの人混みは大変かもしれませんね。時間に余裕を持ち行かれた方がいいと思います。またパーキングもコンベンションセンターには満車でほぼ止められないので、そのアレンジメントもされた方がいいかと思います。4時間くらい立ちっぱなしなので、かなり疲れますが、刺激も受けられたので、たまにはいいかもですね。

ステージの様子

ステージの様子

以前はこのイベントを目当てに日本からハワイに来られていた方もいらっしゃいました。また多くの日本からのお客様が来られるようになるといいですね。残念だったのは、本物のハワイワンキルとのショップは1つもありませんでした。キルトを飾っているお店はありましたが。。。そういう意味では手作りの伝統作品はそこまで人気でないのか。。。来年はお店だすのよね? とここかしこで言われましたが。。考えます(笑)。

アン

筆者プロフィール

藤原小百合アン
藤原小百合アン
アーミッシュキルトの盛んなアメリカ・オハイオ州の高校に留学中にアメリカン・パッチワークを習得。その後ハワイに移住し、マウイ島のハナ・マウイ・ホテルで出会ったハワイアンキルトのベッドカバーに一目惚れをし、ハワイアンキルトを始める。2001年9月11日、ニューヨークで起きた同時多発テロ事件の犠牲者とその家族への追悼キルト、『千羽鶴 フレンドシップキルト』を全国のキルターとともに完成させ、2009年9月、9.11メモリアルに寄贈。2010年スパリゾートハワイアンズ(福島県いわき市)にてキルト展を開催。2011年7月、ハワイで毎年開催される「キルトハワイ」において、オリジナルデザインの「マノアの森」キルトがグランプリ受賞。2012年7月、電子本「キルトストーリー」を発売。2012年9月、スパリゾートハワイアンズへ、フラガール・フレンドシップキルトを寄贈。2013年11月より、イオラニ宮殿の日本語ドーセントのボランティアを開始。2021年7月には誠文堂新光社より「ハワイアンキルト パターンとステッチの魅力」の増補改訂版を発売。ハワイ、日本での展示会やレッスンなど、伝統的なハワイアンキルトを広げるため、日々奔走中。ハワイ在住34年目。