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2005年にカワラ版ネイチャーガイドの近藤純夫さんが、翻訳され出版された「イザベラ・バードのハワイ紀行」が文庫本となり平凡社ライブラリーより先月発売されました。

1878年(明治11年)に、まだ江戸時代の面影を色濃く残していた日本の東北地方から北海道を旅したイザベラ・バードですが、実は日本を訪れる前の1873年(明治6年)にハワイ諸島を訪れこの旅行記を執筆しており、このハワイ紀行は彼女の出世作となりました。

今日でもハワイの名所として知られるヌアヌ・パリ、ハワイ島のレインボー滝、マウイ島のハレアカラをはじめ、2018年7月現在活発な火山活動を続けるキラウエア火山も訪れており、現在と同様にイザベラ・バードが訪れた時も活発な火山活動を続けていました。彼女の生々しい記述から、当時の活発な噴火活動の様子を知ることができます。

火山以外にも、当時のハワイの風景や大自然を生き生きとした文章で残し、ハワイを知り尽くした近藤さんの翻訳によりまるでタイムスリップしたような読書をお楽しみいただけることでしょう。

書名:『イザベラ・バードのハワイ紀行』(平凡社ライブラリー868)
著者:イザベラ・バード(19世紀イギリスの旅行家)
訳者:近藤純夫(エッセイスト・翻訳家)
発売:2018年6月11日
定価:1,944円(税込)

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