ミステリーキルトと称するピースワークに挑戦中!
ハワイ島、ワイメアで毎週木曜日に集まっているアヌエヌエキルターズに3年近く所属しています。ホノルルに戻って来た現在でもその一員なので、先日ハワイ島に行った時、参加させてもらいました。20名近くメンバーがいますが、私以外は、皆さんリタイアされている方々です。しかしながら、パワフルな女性が集まる素晴らしいキルトクラブです。
ハワイアンキルト、ピースワーク、ミシンキルト、洋服作り、ビーズ、手編みなどなど個々にやっていることは違いますが、基本はミシンでやるピースワーク(パッチワークキルト)です。私が習ったパッチワークキルトは、ピースをカットして(1枚づつ)、それを手縫いしました。ですが、現在のピースワークはロータリーカッターですべて1/4インチの縫い代を入れてカットし、ミシンに付いている目盛りを見ながら縫っていくという、とても合理的なミシンピーシングがアメリカでは主流になっているようです。
ハワイアンキルト、ピースワーク、ミシンキルト、洋服作り、ビーズ、手編みなどなど個々にやっていることは違いますが、基本はミシンでやるピースワーク(パッチワークキルト)です。私が習ったパッチワークキルトは、ピースをカットして(1枚づつ)、それを手縫いしました。ですが、現在のピースワークはロータリーカッターですべて1/4インチの縫い代を入れてカットし、ミシンに付いている目盛りを見ながら縫っていくという、とても合理的なミシンピーシングがアメリカでは主流になっているようです。
ミステリーキルトとは、キルトクラブがやったりする、クイズ形式の最後まで何を作っているかわからないキルトを指します。私が始めたのはちょうど2年前。毎週クラブの集まりに行くと、小さいメモが渡されその指示に従って1週間の宿題をするというものでした。
まずは4種類の生地を用意。そしてそれはどこに使われるかわからないので、想像するしかないのです。私はグラデーションでブルー系とブラック系を選びました。
まずは4種類の生地を用意。そしてそれはどこに使われるかわからないので、想像するしかないのです。私はグラデーションでブルー系とブラック系を選びました。
ステップ1は生地のカッティングです。ロータリーカッターを使ったことはありますが、上手にいきません。やはりこつがあるのです。自分側から外側に向けてカットしていくと上手に切れます。カッターマットもなぜ目盛りが付いているのか? こちらにもきちんと意味があったわけです。定規も同じブランドで統一しないと、微妙な誤差がでると言います。カッターマットの目盛りと定規をうまく組み合わせて生地をカットすることを学びました。上手にカットできるようになると楽しいです。
3角形の定規が必要ということだけ指示があったので、購入しておきました。こちらも動かないようにカットするのが一苦労。でもどんなデザインになるかわくわくしながらの作業は楽しいですね。
何十枚ものカットは大変でしたが、まずカッティングは無事に終了。きちんとカット出来ていればいいのですが。。
何十枚ものカットは大変でしたが、まずカッティングは無事に終了。きちんとカット出来ていればいいのですが。。
さて、次はステップ2です。こちらは生地のナンバー1と4を縫い合わせるという指示しかありません。ということで1と4を縫い合わせました。ミシンの目盛りの1/4インチが正しいかどうかを計る定規もあるくらい1/4インチの縫い代とは大切なものです。完成したピースを大きく繋げる時にとても重要になります。何回もやり直しをしたり、調節したりしてミシンをかけました。ミシンのフットも1/4インチのものを使うと便利です。
ステップ2の指示に従い縫う位置を変えて2種類縫いました。
ミシン糸も会社によって、横にするか縦で糸を通すかで、縫い目が変わってくることも学びました。ミシンキルトって結構奥が深いことがよくわかりました。そして今まで使っていなかったミシンの機能がたくさんあることも勉強になりました。
ミシンの会社によっても何もかも違います。ピーシングにとても定評のあるミシンがほしくてなりません!!!
ミシン糸も会社によって、横にするか縦で糸を通すかで、縫い目が変わってくることも学びました。ミシンキルトって結構奥が深いことがよくわかりました。そして今まで使っていなかったミシンの機能がたくさんあることも勉強になりました。
ミシンの会社によっても何もかも違います。ピーシングにとても定評のあるミシンがほしくてなりません!!!
そしてステップ3。細くカットした生地の1と3を繋げます。そしてその次の週は1と3に2を付けました。そしてステップ2で作ったピースに生地1をもう一度縫い付けました。その2つの組み合わせで正方形のピースを作りました。これがすべての元になります。この組み合わせで何種類ものパターンが生まれるのです。
正方形のピースをすべて完成させた後は、サンプルのデザインを選び、1枚の大きなピースに縫います。この組み合わせで、かなり違った顔のキルトトップになります。色々と試してみました。この作業結構楽しいですが、やっているうちにわからなくなったりします(笑)。
何回も続けているうちに、やっと好きな組み合わせが見つかりました。 自画自賛ですが、何ができるかわからずに選んだ4種類の生地の組み合わせ、なかなかだと思いませんか? これが嫌でミステリーキルトは作らないって人もいますが、それはそれで楽しいと思いました。これからこのブロックをすべてきちんとアイロンし、1枚のトップに繋げます。そしてキルト芯と裏地を付けて、こちらもミシンでキルティングをします。フリーモーションのキルティングは難しいですが、こちらも習ったのでなんとか挑戦したいと思っています。
他の方の作品をご紹介しておきますね。色もデザインもパターンもすべて違うと完成の印象が違いますね。またブロック毎にボーダーを入れたり、回りに別布を付けたりと色々工夫されているのが、さすがベテランキルターです。私も少しアレンジしてみようかとも思います。
By アン
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筆者プロフィール
- アーミッシュキルトの盛んなアメリカ・オハイオ州の高校に留学中にアメリカン・パッチワークを習得。その後ハワイに移住し、マウイ島のハナ・マウイ・ホテルで出会ったハワイアンキルトのベッドカバーに一目惚れをし、ハワイアンキルトを始める。2001年9月11日、ニューヨークで起きた同時多発テロ事件の犠牲者とその家族への追悼キルト、『千羽鶴 フレンドシップキルト』を全国のキルターとともに完成させ、2009年9月、9.11メモリアルに寄贈。2010年スパリゾートハワイアンズ(福島県いわき市)にてキルト展を開催。2011年7月、ハワイで毎年開催される「キルトハワイ」において、オリジナルデザインの「マノアの森」キルトがグランプリ受賞。2012年7月、電子本「キルトストーリー」を発売。2012年9月、スパリゾートハワイアンズへ、フラガール・フレンドシップキルトを寄贈。2013年11月より、イオラニ宮殿の日本語ドーセントのボランティアを開始。2021年7月には誠文堂新光社より「ハワイアンキルト パターンとステッチの魅力」の増補改訂版を発売。ハワイ、日本での展示会やレッスンなど、伝統的なハワイアンキルトを広げるため、日々奔走中。ハワイ在住34年目。
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