2年振りのホノルルフェスティバルにてハワイアンキルト展を開催。
ホノルルフェスティバルでは、2年に一度大きな会場をいただき、ハワイアンキルト展を開催させていただいております。そして今年もポアカラニキルトと並んでキルト展をさせていただいたこと、心より感謝しております。
ホノルルフェスティバルの主旨である日本とハワイの文化交流の役目も少しは果たせたと思っています。今年は例年になく、ローカルの方やアメリカ本土の方のハワイアンキルトに関する関心が多かったように思いました。嬉しいことですね。
今年のテーマはハワイ諸島8島。2m角以上の大きなキルトに加え、ベビーキルトの8島も生徒さんたちには作っていただき、展示させていただきました。
今回も日本から生徒さんがこのホノルルフェスティバルのために集まってくださいました! キルト製作をしていただき、重いキルトを日本からお持ちになり、手作りグッズも用意してくださり、3日間のお手伝い本当にありがとうございます! ローカルやアメリカ本土のお客様には日本らしい、手の込んだハンドメイドのグッズがとても人気があります。
今年も色々なお客様が来てくださりましたが、中でも私が使っている生地会社の社長も初めてハワイアンキルトを見てくださり感動してくださいました!
そしてすでに終わりましたが、ハワイ東海大の私の生徒たちもフィールドトリップで全員来てくれましたー。過去、ハワイアンキルトを伝授してクッションを完成させてくれた一番若い生徒12名でした。本当に2ヶ月楽しかったです。そしてまた来年この機会を与えていただけるなら、週2回、カポレイまで通いますよー(笑)。
加えて地元のテレビ局が私たちのブースを選んでくださり、早速テレビでオンエアされました。こちらユーチューブでもアップされているようです。これも地元の方達に私たちのハワイアンキルトを認めていただいたということで、非常に嬉しかったです。
ハワイ諸島8島のベッドサイズキルトが8枚並びました。素晴らしいキルトでした。8枚が集まるというのは素晴らしいことです。生徒さんたちの努力です。ホノルルフェスティバルでのお披露目ができて、感激です。
そして今回初めて披露させていただいたのが、このハワイ諸島8島のベビーサイズキルトです。こちらも皆さん、このキルト展に間に合わせ完成させてくださいました。素晴らしい出来でした!ご協力ありがとうございました。
ベッドサイズキルトではハワイアンキルトのデザインとしては代表的なウル(パンノキ)、ブーゲンビリア、マカハの伝統的なデザインであるブルージェイドを完成させてくださいました。目の細かさや繊細なキルトライン、本当に素敵です。
サンプラーズキルトはハワイの代表的な植物をピンク地にカラフルな色のアップリケで目を引きます。
カワイアハオ教会をテーマにした教会のキルトは、すべてリバースという手法を使って作られています。このキルトには大勢の方が写真を撮っていらしゃいました。ステンドグラスキルトのように作られています。よく見ないとわからないところが素晴らしいですね。
そしてティリーフのウォールハンギングはチキンフットが施されています。こちらも素晴らしい完成品でした。またリリウオカラニ女王の大好きだったライラックのクラウンフラワーは力強い色で作ってくださいました。素晴らしいキルトです。
次回は2年後の予定ですが、最近耳にしたのには、来年はホノルルフェスティバル25周年ということで、大きなイベントを予定されているとのことでした。ということは1年でハワイアンキルト完成??になるかもしれない。。とふと思いました。せっかくの25周年ですから、何か記念になるようなイベントをお手伝いさせていただきたいという気持ちはあります。。。。
ホノルルに集まってくださった皆さま、ありがとうございました!そしてホノルルフェスティバルファンデーション、JTBの担当の方々、写真をいつも撮って下さるかずさん、まさ兄、皆さんのサポート本当にありがとうございました!また次回もどうぞよろしくお願いいたします!
By アン
☆5月の東京レッスン開催!
http://www.anne-hawaiianquilt.com/ホーム/レッスン/2018年5月東京レッスン.aspx
☆インスタグラム・フォローしてください!
https://www.instagram.com/annes_hawaiian_quilt
★facebookも是非ご覧ください!
https://www.facebook.com/pages/Annes-Hawaiian-Quilt/681572441861121?hc_location=stream
筆者プロフィール
- アーミッシュキルトの盛んなアメリカ・オハイオ州の高校に留学中にアメリカン・パッチワークを習得。その後ハワイに移住し、マウイ島のハナ・マウイ・ホテルで出会ったハワイアンキルトのベッドカバーに一目惚れをし、ハワイアンキルトを始める。2001年9月11日、ニューヨークで起きた同時多発テロ事件の犠牲者とその家族への追悼キルト、『千羽鶴 フレンドシップキルト』を全国のキルターとともに完成させ、2009年9月、9.11メモリアルに寄贈。2010年スパリゾートハワイアンズ(福島県いわき市)にてキルト展を開催。2011年7月、ハワイで毎年開催される「キルトハワイ」において、オリジナルデザインの「マノアの森」キルトがグランプリ受賞。2012年7月、電子本「キルトストーリー」を発売。2012年9月、スパリゾートハワイアンズへ、フラガール・フレンドシップキルトを寄贈。2013年11月より、イオラニ宮殿の日本語ドーセントのボランティアを開始。2021年7月には誠文堂新光社より「ハワイアンキルト パターンとステッチの魅力」の増補改訂版を発売。ハワイ、日本での展示会やレッスンなど、伝統的なハワイアンキルトを広げるため、日々奔走中。ハワイ在住34年目。
最新の記事
- キルトパラダイス2024年11月21日イオラニ宮殿、青の間のキルト
- キルトパラダイス2024年10月17日フェザーが使われたアイテム
- キルトパラダイス2024年9月19日イオラニ宮殿、カピオラニ王妃のベッドルームキルト
- キルトパラダイス2024年8月15日ホノルル美術館、シャングリラ・ツアー