ハカラウの森と野鳥の世界
先日、ハワイ島マウナ・ケアの北東麓に広がるハカラウの森国立野生生物保護区を訪れる機会がありました。ハカラウでは絶滅の危機に瀕している鳥類とコアなどの在来植物を保護・管理するため、1985年に設立されました。その面積は約1 […]
半神マウイとマウイ島
マウイ島はイプヘケ(ヒョウタン製の楽器)のように中央付近がくびれ、東西に分かれます。東マウイの大半を占めるハレアカラーは「太陽の住みか(Hale a Kalā)」という意味ですが、この名前は山頂のクレーターに付けられたも […]
ラハイナの歴史と自然
伝統社会時代 ラハイナはかつてレレと呼ばれました。ハワイ語で「飛ぶ、ジャンプする」という意味ですが、海から突き出した地形が「飛んできた石」を思わせたことに由来するとされます。後にラハイナとなりましたが、正しい発音はラーハ […]
サーストン・ラバ・チューブ
火山活動と洞窟の誕生 1959年、キラウエア・イキで大噴火がありました。巨大な溶岩の噴水が出現し、このときの噴火で流れ出した溶岩が手前の大きなクレーターに流れ込んで、現在に見られるような溶岩湖(後のクレーター)を出現させ […]
クレーターの散りばめられた街
ハワイ最大の都会であるホノルルは、最多の火山を持つ街でもあります。オアフ島はハワイ諸島のその他の島と同じく、上昇してきたマグマが地上に噴出して多数のクレーターが誕生しました。 コオラウとワイアナエ 最初にコオラウ・カルデ […]
ハワイの小説 英米の作家篇
前回の日本の作家に引き続き、王国時代のハワイから今日に至るまで、英米文化の視点からハワイの物語を書き記した作家を取り上げました。物語はもちろん、その背景にあるハワイの文化や自然を楽しんでください。 『鍵のない家 ~ハワイ […]
ハワイの小説 日本の作家篇
今回は日本の作家によるハワイの小説を紹介します。物語のそこかしこに、みなさんが感じたハワイがちりばめられていると思います。 『カイマナヒラの家』池澤夏樹 カイマナヒラとはダイヤモンドヘッドのこと。この麓に建つ家を中心に、 […]