皆さまアローハ!
今年もすでに12月になってしまいました。先が見えずにまだまだ不安ですが、2021年に希望を持ち、頑張るしかないですね。
ハワイも感染者が減ったり増えたりと全然安定しません。アメリカ本土からの旅行者も陰性証明書をハワイに来るまでに持っていないと結局10日間の隔離が免れず、旅行者にとってはまだまだ厳しい状況が続いています。
16年振りにホノルル動物園に行ってみましたのでご紹介しますね。
ホノルル動物園の入り口

ホノルル動物園の入り口

ホノルル動物園もしばらく閉館していましたが、今はマスクを着用して、ソーシャルディスタンスを保ちながら、一方方向のみ進むという規則になっています。ですが、この規則を守ると今までよりも楽に回れるかもしれません。 いつもだと地図を見ながら自分で散策するのですが、これだと迷うことがないので効率的に園内を楽しめます。 2歳のアーチー(孫)を連れての動物園はゆっくりと巡る感じでしたが、本当に久しぶりでしたので、大人も楽しめました。 前と比べると随分、整備されていて、ちょっとアップグレードした動物園へと変身していました。いつものように夜行性の動物は昼寝をしていました。そして子供達の遊び場も増えたようでしたが、遊具は全て使用中止なので残念でした。でも2歳児は歩き回ったり、走り回ったりで十分に満喫してくれたと思います。
バギーに乗っていたのは最初だけ

バギーに乗っていたのは最初だけ

動物園の歴史を簡単に言いますと、やはりハワイ王国と深い関係があります。ハワイ王国第7代カラカウア王はダイアモンドヘッドの麓の王国所有の土地を30年リースとして国民に解放しました。そしてその土地は王妃の名前にちなみカピオラニ公園と名付けられました。王のコレクションであった多種の鳥などが飼われ、競馬なども開催され、そのうち外国から動物などが輸入され、現在のホノルル動物園の元ができたと言われています。その後ホノルル郡が公園の管理を始め、いろいろな歴史を経て、現在の市民の憩いの場である動物園になり現在に至ります。
園内マップ

園内マップ

今年に入り、新たにキリンが動物園に加わったのはニュースでも話題になりました。シマウマと共存しているキリン、可愛かったです(写真忘れました)。
娘が小さい時によく行った時は、多種の猿が飛ぶように動いていたこと、象がいたこと、トラはいつも寝ていること。。などしか覚えてないのです。が、娘の後に孫を同じ動物園に連れて行けるとは夢のような話ですね。2年ほど前に久しぶりに上野動物園に行きましたが(これもまた20数年ぶりでした)、あんな狭い動物園だったかしら? と思ったほどでした。自分が小さかった時のことも思い出したりするので、動物園って不思議な場所ですよね。サンディエゴの動物園も数年前に行っていますが、大人が行っても楽しめるのも魅力の一つかもしれません。
ここ数年ハワイのローカルの人たちと富士サファリパークに行ったりしてるのですが、サファリバスのように餌付けが出来るのはアメリカにはありません。次回の家族旅行では是非富士サファリパークに連れて行ってあげたいです。
インスタグラム用のスポットまでありました

インスタグラム用のスポットまでありました

ホノルル動物園は猿の種類を多く見ることができるのですが、オラウータンやチンパンジーはやはり子供達のお気に入りのようです。チンパンジーはガラス越しですが、とても近くに見えて子供は大喜びです。おじいちゃんチンパンジーは人間のおじいちゃんのようでした。
アーチーはどうも両生類がダメのようで、蛇やトカゲなどは「No Like」と言い(2歳でも意思はかなりはっきりしています)嫌な顔をして逃げてしまいます。私も嫌いなのでちょうどいいですけど(笑)。
チンパンジーとはとても近くに

チンパンジーとはとても近くに

ハワイの州鳥であるネネもこの動物園で見ることができます。ネネの詳しい話は以前、近藤純夫さんが書かれているので、こちら(https://www.pacificresorts.co.jp/kawaraban/special/nene/) をご覧ください。
柵はあるのですが、こんなに近くで写真が撮れるのです。誰かに触られてしまわないかと心配になります。本物のネネをご覧になりたい方、是非ホノルル動物園を訪れてください!
ハワイ州鳥のネネもいます

ハワイ州鳥のネネもいます

樹齢100年はあるくらい大きなバニアンツリーもあり、木陰はとても気持ちいいです。ただ12月だというのに、日中はかなり暑いので、カジュアルな格好と歩きやすい靴、そして水などは必ずお持ちくださいね。お子さんには日焼け止めも必須です。
現在の動物園はマスク着用が義務付けられてはいますが、屋外なので気持ちの良い空間になっています。ソーシャルディスタンスを守りながらですが、お子さん連れの方には絶対にお勧めです。マスクはかなり暑いので、水分補給しながら散策してみてくださいね。
今年もキルトパラダイスを読んでいただきまして、誠にありがとうございました。2021年には普通の日常が戻ってくることを願ってやみません。皆様が健康で幸せな1年になることをお祈りしています。そして近い将来、皆様がハワイに来てくださることを願い、今年のキルトパラダイスを締めくくらせていただきます。
素敵なクリスマスとお正月をお迎えください。
Mele Kalikimaka!

Mele Kalikimaka!

アン
ホノルル動物園
場所:カラカウア通りとカパフル通りの間
営業時間:午前10時から午後2時30分(当分の間)
休み:クリスマス
Tel:  808-971-7171 (英語のみ)
ウェブサイト: https://www.honoluluzoo.org/(英語のみ)
園内はマスク着用です。

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筆者プロフィール

藤原小百合アン
藤原小百合アン
アーミッシュキルトの盛んなアメリカ・オハイオ州の高校に留学中にアメリカン・パッチワークを習得。その後ハワイに移住し、マウイ島のハナ・マウイ・ホテルで出会ったハワイアンキルトのベッドカバーに一目惚れをし、ハワイアンキルトを始める。2001年9月11日、ニューヨークで起きた同時多発テロ事件の犠牲者とその家族への追悼キルト、『千羽鶴 フレンドシップキルト』を全国のキルターとともに完成させ、2009年9月、9.11メモリアルに寄贈。2010年スパリゾートハワイアンズ(福島県いわき市)にてキルト展を開催。2011年7月、ハワイで毎年開催される「キルトハワイ」において、オリジナルデザインの「マノアの森」キルトがグランプリ受賞。2012年7月、電子本「キルトストーリー」を発売。2012年9月、スパリゾートハワイアンズへ、フラガール・フレンドシップキルトを寄贈。2013年11月より、イオラニ宮殿の日本語ドーセントのボランティアを開始。2021年7月には誠文堂新光社より「ハワイアンキルト パターンとステッチの魅力」の増補改訂版を発売。ハワイ、日本での展示会やレッスンなど、伝統的なハワイアンキルトを広げるため、日々奔走中。ハワイ在住34年目。